アルジェリア民主人民共和国派遣
アルジェリア地震派遣概要
松阪地区広域消防組合では、2003年5月22日に発生したアルジェリア地震災害に、国際緊急援助隊医療チームに登録していた三木淳消防司令補(当時)、東出直明消防司令補(当時)、両救急救命士をJICA(国際協力事業団)からの隊員募集を受け現地に派遣しました。
被害状況
アルジェリアでは、2003年5月21日19時43分(日本時間22日3時43分)、首都アルジェ東方50kmのブーメルデス県の山間部を震源に、マグニチュード6.7の地震が発生、甚大な人的及び物的被害を受けました。
死者2,162名 負傷者10,000名以上 (2003年5月24日(同25日)現在)
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建物のほとんどが全壊し、1階が2階に押し潰されたような壊れ方をした建物が多く見られました。
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ゼムリ市内の被災民キャンプ(サッカースタジアム)に診療所を開設しました。
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連日200人ほどの患者が診療所を訪れました。(順番待ちをしている被災者たち)
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救急救命士は医療調整員として診療の補助を行いました。(被災者の血圧を測る三木隊員)
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被災者に問診をする東出隊員