インドネシア共和国地震災害派遣概要

インドネシア西スマトラ州パダン沖地震に救急救命士を派遣

インドネシア国パダン地方において、日本時間平成21年9月30日（水）午後6時56分ごろ、マグニチュード7.6の地震災害が発生し、被災地に近い地域を中心に大きな被害が出たため、日本政府の決定に基づき、当消防組合の救急救命士をJICA国際緊急援助隊医療チームに派遣しました。

●派遣職員

松阪南消防署多気分署　救急小隊長　救急救命士　森下渉

●派遣期間

平成21年10月1日（木）から平成21年10月14日（水）までの2週間

被害状況

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  家屋の倒壊や山崩れ等により甚大な被害が出ていた。

日本から現地へ

平成21年10月1日（木）20時00分、成田国際空港において国際緊急援助隊医療チーム総勢23名が結団式に臨み、23時05分日本を出発しました。

同チームは、現地時間10月2日（金）3時40分ジャカルタ空港に到着し、近便にて被災地であるパダン市に向かいました。

活動状況

10月3日（土）にインドネシア共和国パリアマン市の市庁舎の前庭にて医療サイトを設営し、診療を開始しました。過去のスマトラ沖地震以降、沿岸部では発災と同時に内陸部へ3キロ避難するよう徹底されていて、避難時に転倒して骨折する住民の方々が多数みえました。

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  問診する隊員

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  診療活動風景

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  診療活動以外にもテントも設営方法などの指導も行いました。

医療活動終了から帰国

国際緊急援助隊医療チームは、10月12日（日）まで診療活動を行い、計1,447名を診療しました。10月13日（月）にパダン市を出発し、同日22時15分にジャカルタ空港を出発し、翌10月14日（火）7時45分、日本に到着し解団式に臨みました。