フィリピン共和国台風災害派遣
フィリピン共和国台風災害派遣概要
平成25年11月フィリピン共和国中部を襲った台風30号により多数の死傷者が出たことから日本国医療チームの派遣隊(第3次)の一員として松阪地区広域消防組合の救急救命士1名をJICA国際緊急援助隊医療チームに派遣しました。
- ●派遣職員
- 松阪中消防署 救急小隊長 救急命士 岩尾 覚
- ●派遣期間
- 平成25年11月29日(金)~平成25年12月12日(木) 14日間
被害状況
強風や高潮により市内・海岸沿いの地域は、建物の屋根が無かったり、ヤシの木が幹の真ん中から折れたりと甚大な被害が出ていました。
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レイテ島の被害の様子
活動状況
医療チームは、レイテ島タクロバン市内のリサール公園に設置された臨時診療所を拠点としての診療活動とタクロバン市郊外での巡回診療を行いました。
岩尾救命士は、巡回診療の医療調整員として体調不良の方や怪我をされた方たちの受付、観察、カルテの作成、医療スタッフの補助等を行いました。
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診療活動風景
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問診する岩尾隊員
診療活動終了から帰国
医療チームは、12月10日まで診療活動を行い、臨時診療所で665名、巡回診療で583名の合計1,248名を診療しました。
12月12日マニラ市内のアキノ国際空港を出発し、日本に到着後、解団式に臨みました。
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解団式